「二成分」神経ガスは、比較的安全な物質の混合物であり、大砲から発射後に反応して、致死性ガスを生成する。
これに対し、生物兵器は、製造時点では致死性をもっているが、目標に到達するまでには無害化してしまうことも多い。
こういった欠点を考え合わせると、新兵器をつねに探し求めている人々が、1960年代の終わりまでに、生物兵器に見切りをつけたとしても不思議ではないのです。
今日でも、同じ問題が当てはまる。
少数の細菌とその毒素を子細に研究して、その作用機構を解明する試みがなされたが、兵器商人を力づける成果はあがらなかった。
しかし、細菌毒素の風変わりな利用法のいくつかが、ニュースの見出しを飾りました。